2018/12/29

this way

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taken with iPhone6




Flickrには気に入った写真にfav(インスタのいいねみたいなもの)を付けられる機能がある。どんな写真にfavを付けるかはひとそれぞれだけど、僕の場合意図的にコンタクトを制限しているので「お返しfav」や「お愛想fav」はほとんどない(※)。
僕がfavを付ける基準は大体次の3つ。

1.自分の路線ではないけれど惹かれる写真
2.自分の路線だけど洗練されているもの
3.参考になる機材や手技など

1は将来その路線に行くかどうかわからないけど、すくなくとも今の自分には欠落していて、しかもあこがれている領域。それはいわば架空の未来だ。
2は自分の路線だけど僕より先を行っていて、うーん、参りました、降参です、というもの。うまいなぁと思うけど、これは僕の進むべき未来ではなくどちらかといえば現在に属する領域だ。
3はまぁ参考にfavしておくかというもの。

このなかでやはり見返して面白いのは1で、これは自分が今どういう路線にあこがれているのか、そしてなぜそういった写真に惹かれているのか、はたまたそれは僕が進むべき方向なのか、それとも単なるあこがれとして楽しむにとどめたほうがいいのか、などなど考えるヒントにあふれている。

初期の頃の自分のfavを見ると、今となってはどうということもない写真でも、あのころあこがれて自分には到底こんな写真は撮れないけれどいつかは撮れるようになりたいと感じた写真が目白押しなので見ていてホッコリする。その頃の写真は今の自分は(生意気なようだけど)追い越してしまっているのでほとんど参考にはならないが、中~後期のfavには今の自分の写真に似たものが多い。favを見返すと自分のあこがれの時間軸を辿っているようで面白い。だから最近favを付けた写真は進むべき道の萌芽とも言えるだろう。「favは未来を指し示す」というわけだ。


(※)→これは非難しているのではありません。Flickrをコミュニケーションの場として使っている人にとっては「挨拶fav」は大事だと思う。でも僕みたいなfavの使い方があってもいいでしょう?















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