Carl Zeiss Distagon T* 18mm F3.5 ZF.2が届いたので早速GFX50Sに装着。マウントアダプターはFotodiox Pro Nik(G)-GFX。
フードを装着するとこの画像と似た状態になる
さてどうするか。撮影画像の上下を少しハツったらケラレをかなり消せるだろう。GFXは4:3なので上下を削って3:2にすれば結構使えると思う。画素数的にも0.89倍になるだけだし。えーっと、5140万画素の0.89倍だから4575万画素か。D800Eの3630万画素よりいい。ただしRAWで撮影するかぎり4:3以外のフォーマットは選べない。あとでトリミングするのがイヤなら「35mmフォーマットモード」でRAW撮影するという手もある。ただしこのモードは上下左右を縮めて35mmフルサイズにするので画素数は3050万になってD800Eの画素数よりも少なくなる。うーん、それはちょっと。
でも、実際どうなのか。GFX50Sの35mmフォーマットモードはD800Eより画質は落ちるのか?それを検証するのが今日のテーマ。
いずれもフードなし。被写体の壁との距離は約30cm。ライブビューで絞り開放で拡大してピントを合わせてから絞りをF8に戻し、GITZOの三脚でタイマー撮影。室内で光の条件は同じ。RAWで明るさとホワイトバランスを少しいじったがコントラストやシャープネスは触っていない。周辺減光も補正なし。ssはGFX50Sが1/38, D800Eが1/50。
画像をダウンロードして200%以上に拡大してしてもらえばわかるがGFXのほうが単純に精細感があって壁の手触りをリアルに感じることができる。D800Eの画像はGFXよりコントラストが低めだがコントラストを上げてもGFXの質感は再現できなかった。
まぁこのへんは異論があると思う。でも自分的にはGFX50Sの35mmフォーマットモードはフルサイズに劣らず使えることがわかったので一安心。
追記:
GFX50SはD800Eよりセンサーが大きいのでセンサー全体の画素数は当然D800Eより多いが、同一センサーサイズあたりの画素数はD800Eより少ないことがわかった。これはダイナミックレンジの観点からD800Eより有利なんじゃないかな。
0 件のコメント:
コメントを投稿