2021/06/16

GFX用の広角レンズ


GFX用の広角(超広角)レンズは悩みに悩んだ。気になった候補としては
  1. GF 23mmF4 R LM WR
  2. Laowa 17mm F4
  3. Sigma 20mm F1.4 art
  4. Carl Zeiss DISTAGON T*2.8/15mm
  5. Carl Zeiss DISTAGON T*3.5/18mm

1と2はGFXにそのまま装着できるが3~5はマウントアダプターが必要。
35ミリ換算14mm以下が希望なので2,4,5に絞られる。この中で一番評価が高いのは15mmのディスタゴンだがこのレンズはフィルター径が95mmもあり固定フードなので今僕が購入を考えているH&Yのフィルターキットは装着不可。ちなみにこのフード付きレンズをGFXで使用したテストショットはこちら。フードの影がかぶさってとんでもないことになっている。
Laowaの17mmは国内では16万円台だがB&Hでは送料込みで13万円台。このレンズは同社の35mm用の12mmレンズをGFマウントに改変したものでZero-distortionを歌うかなり優秀なレンズのようだがネットでは一般人による作例がほとんど引っかかってこない。FlickrではやたらHDRを効かせた写真を一人が多数アップしているが見ていてうんざりする。作例がなければ買わないのかと問われれば身も蓋もないが、やはり高価な買い物をする以上よい作例は強く背中を押してくれるし、顧客はじつは物品ではなく夢を買っているのだ。

で、残るはディスタゴンの18mm。以前持て余して手放した同21mmは大きくて重かったがこのレンズは
軽くてコンパクト。解像度は同15mmに及ばないようだがFlickrの作例を見る限り問題はないし、むしろ素晴らしい作例が多い。F値は3.5。画質はF8で最高になる。コントラストは高め。周辺減光が強く出る。35mm用のイメージサークルなのでGFXでは周辺が大幅にケラれると思うが僕の持っているD800Eを使えばExif連携があるし、GFXでも35ミリフォーマットモードで撮るという手もある。ちなみにKen Rockwell氏は本レンズのsharpnessについて
「当然シャープだ。これは1,300ドルのツァイスのプライムレンズだ。何かご不満でも?シグマ?私は価格に見合わない高額レンズを酷評するのが好きだがこのレンズに関して言えば真実お買い得だ。このレンズは隅々までシャープだ。もしシャープでないなら、それはあなたの撮影方法に何かしら問題がある。開放でのサイドとコーナーはややシャープさが落ちるかもしれないが周辺減光のおかげで問題にならない」とのこと。

それで物色していたら程度のいい中古のDistagon 18mm F3.5 ZF.2が新品の半額以下売られていたので注文。いやまぁ新品と比較するといっても既にディスコンなのだが。あ、ディスコンのディスタゴンか。





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