2011/06/05

中屋ライター顛末記

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中屋ライターミュージックニブ。
このペンはインクを吸引して10行ほどはつゆダクで幸せなんですが次第にインクが薄くなる。
いや、かすれたりインクが出なくなるわけではないので普通は文句を言う筋合いのものではないのです。
どんなペンもインクを吸ってしばらくはダボダボだし、書いているうちにフローが落ち着くのは当然なのです。





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でも僕はつゆダクが持続してほしい。
中屋は購入後1回無料なので調整してもらったが 変化なし。
ペンクリニックにも持って行ってさんざん先生を手古摺らせて
数日はごきげんでルンルン書いていたが
やがて思わず知らず口からは「ちゃうねん、ちゃうねん、ちゃうね~ん」と言う言葉が。







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あきらめて、ため息とともに靜靜とペンを洗い、ペン立てに立てておくこと約10日間。
やっぱりどうにも合点がいかない。
今日もう一度ペンを取り出し愛するインク海松藍を入れる。
このインクは粘度が高いので表面張力で後ろのインクをどんどん引っ張ってくれないか。
それから1000番と2000番のペーパーで研磨して筆記。






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悪くない。
フローはもちろんペリカンM800イタリックライティングや149BBには及ばないが
なかなかよい書き心地ではないか。








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村上春樹訳のグレート・ギャツビー。
今日でようやく半分まで筆写しました。









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ペン先を拡大してみると僕の研磨の不体裁ぶりがはっきりわかります。
ま、よしとしよう。









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RHODIA Webnotebookにも書いてみる。
この手帳はインクの乾きが遅いのでやや渋めのフローが丁度良いかも。
以上万年筆には何の興味もない人にはなんのこっちゃの中屋ライター顛末記でした。

4 件のコメント:

  1. 僕にはよくわからないが、shinさん
    本当に楽しそうだ・・・。
    よくよく見ると、万年筆の筆跡って
    書道のようですね。

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  2. blanketx49さんありがとうございます。
    ははは(笑)。こんなオッサンになってはイケないという見本のようなブログです。

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  3. ほんと。たのしそうで羨ましいです!
    ちゃうねん×3が、当分頭の中でこだましそうですw

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  4. bouquet-nさんありがとうございます。
    本当にね。天下国家を論じる人もいれば
    インクの出方に一喜一憂するヘタレな人も世の中にはいるわけで
    我ながら苦笑する他ありません(´・_・`)

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