このTHE CENTER COLUMNというサイト(リンク)は私が今回三脚と雲台を購入するにあたり大いに参考になったサイトです。筆者はメーカーから資金提供を受けず私費で機器を購入し調査結果を公表しています。
私自身記載された内容を全て正確に理解しているわけではありませんし彼が採用している測定方法の妥当性と信頼性を無条件に受け入れるものではありませんが、少なくとも彼がこのサイトを始めた目的、即ち「定量的で再現性があり、比較可能で、三脚の実際の性能に直接関係する一連のテストを作成する」(英語)(Google翻訳)という考えに深く共鳴したので皆さんに紹介します。
いくつかの注意事項:
本ブログに記載した各タイトル名やサマリーには多かれ少なかれ私自身の解釈が含まれています。それはときに大幅に間違っているかもしれません。正確には各人で原文をお読みになってご判断下さい。私の変なタイトルやサマリーが独り歩きしないことを望みます。またこれらは紹介したサイトの内容の全てではなく私自身が興味を持って抜粋したものです。また掲載されている順番と異なっている場合があります。
三脚の性能を評価するために採用する減衰ねじり調和振動子モデル(英語)(Google翻訳)
三脚の安定性のために回転モデルを使用する理由を尋ねる人がいるかもしれませんが、答えは簡単です。回転は画像の最終的なシャープネスに影響を与えるタイプの動きです。画像がぼやけるのはカメラが任意の方向にわずかに移動したからではなくカメラがわずかに異なる方向を向いたからです。
三脚の剛性と減衰の測定(英語)(Google翻訳)
前回の投稿 では三脚をねじりバネとしてモデル化する理由について説明しました。ここでは三脚の剛性 (ばね定数) と減衰を測定し、その方法と仮定について詳しく説明します。警告として手順を完全に明確にするために数学が含まれます。この記事を理解するためにすべての数学を理解する必要はありません。
三脚の下部フックから重りを吊るすとシステムの安定性が向上するか?(英語)(Google翻訳)
写真コミュニティでは三脚の下部フックから重りを吊るすとシステムの安定性が向上するという一般的な知識が受け入れられています。安価な三脚でも重りを下に吊るすとその数倍の性能を発揮できるという主張も見てきました。ここでは重りが多くの三脚に与える影響を正確に調べました。その結果軸剛性に改善は見られず、ダンピングの改善もほとんど見られませんでした。しかしシステムの重心が劇的に下がり転倒しにくくなります。風が強い環境、子供のいる場所、クマのいる場所、または不器用な場所で作業している場合重心が低いことでカメラを破損せずにすむでしょう。
石突について(英語)(Google翻訳)
底の平らなゴム足が最も良い。堅い地面においてスパイクは好ましくない。スパイクは屋外の柔らかい地面で使用すべきでしょう。
センターポールは三脚の安定性をそこなう(英語)(Google翻訳)
1) センターコラムを固定するロック機構は金属ほど硬くない
2) センターコラム自体に多少のたわみがある
3) センターコラムを上げると慣性モーメントが増加する
4) センターコラムはレバーアームとして機能し三脚がカメラにかかる力に抵抗しなければならないトルクを増加させる
ある高さを得るために三脚の下端を縮めてその分センターポールを上げることは三脚の硬性に寄与するか?(英語)(Google翻訳)
一般的に私たちは4段ないし5段の脚を全て伸ばしてそれでも高さが足りなければセンターポールを伸ばすということをします。でも最下端の脚は細いのでこれが三脚のふらつきの原因になるかもしれないと考えて、最下端の脚を少し縮め、代わりにその分センターポールを伸ばせば三脚の剛性に寄与するのではないかと考えるひともいるでしょう。下端の脚の直径がセンターポールの直径の半分以上なら、硬性を挙げるために下端の脚を縮める必要はありません。
三脚の耐荷重比較は意味がない(英語)(Google翻訳)
三脚のスペック シートに記載されている最も一般的な性能指標は重量定格です。これは三脚が合理的に支えられるとメーカーが考えるおおよその重量を表すと考えられています。問題は「合理的にサポート」が何を意味するかについての標準的な定義がないことです。三脚の製造元はさまざまなテスト方法を使用していますがどれも公開されていません。これらの評価を確認する方法がないため顧客を非常に失望させる以外に製造業者が独自の評価を膨らませるのを止める方法はありません。三脚を探している人には記載されている重量定格を完全に無視することをお勧めします。
雲台の耐荷重比較は意味がない(英語)(Google翻訳)
重量評価はカメラサポート機器のパフォーマンスを示すと想定されている定量的指標のひとつです. 残念ながらこの重量定格が実際に何を意味するかについて合意された基準や定義はありません。
ボール雲台ロック時のイメージシフト(英語)(Google翻訳)
ボール雲台に関するフォーラムで見た一般的な不満はボール雲台をロックしたときにイメージがシフトするというものです。すべてのボール雲台はある程度のシフトを示しますが、特定のボール雲台にどれだけのシフトがあるかについての確かなデータを見たことがありません.。これは非常に簡単なテストでありこのテストの結果を各雲台のレビューに追加します。
トッププレートの安定性(英語)(Google翻訳)
ダンピングの違いはヨー方向で非常に重要です。予想通りパッドのない 2つのプレートは他の 3 つよりもダンピングがはるかに低かったことがわかります。
なおこの記事に対する読者のコメント「FLM プレートの減衰特性をテストしていただけますか? FLMはコルクとゴム素材の混合物を使用しておりFLMは減衰特性が優れていると主張しています」に対し筆者が「コルクトッププレートを備えたいくつかのFLM三脚をテストしました. コルクは確かに優れた減衰特性を提供するようです」と答えているのは興味深い。
カーボンファイバー対アルミニウム三脚(英語)(Google翻訳)
硬性とダンピングいずれにおいても一般的にカーボンファイバーはアルミニウムより優れていますがカーボンファイバーは品質に大きなばらつきがあります。また三脚メーカーはチューブに使用されているカーボンファイバーの層の数を記載していることがよくありますがこれも誤解を招く可能性があり最終的なチューブの剛性との相関関係はわずかです。
センターポールはアルミがよいかカーボンファイバーがよいか(英語)(Google翻訳)
三脚は曲げに耐えるように製造されておりその点でカーボンファイバーはアルミよりも優れている。しかしセンターポールにおいてはねじり剛性がヨー剛性の主要な要因なのでカーボンファイバーよりもアルミのほうが優れている。
三脚の剛性と脚の角度(英語)(Google翻訳)
脚の角度が広いほど三脚の性能が向上します。
適切なボール雲台の選択(英語)(Google翻訳)
脚の弱い三脚にはできるだけ軽い雲台がよく、脚の強い三脚の雲台は重ければ重いほどよい。(誤解を招く恐れがあるので詳しくは本文と掲載されているグラフを参考に判断して下さい)
理想的な条件下において三脚上で手ぶれ補正は切るべきか?(英語)(Google翻訳)
このテーマについてはネット上で数限りなく議論されています。理想的な条件下ではIBISをオンにしてもオフにしても違いはありません。しかしカメラの動きを検出するセンサーは完璧ではありません。ある程度のノイズが含まれています。理論的にはこのノイズはカメラによって動きとして解釈される可能性があり、実際には存在しない動きを補正しようとして画像がぼやけます。したがってカメラの固定がほぼ完璧に近いなら手ぶれ補正はオフにしておいたほうが良いでしょう。
悪条件での三脚上の IBIS(英語)(Google翻訳)
前回の投稿では三脚に固定して手ぶれ補正をオンにしても画像のシャープネスが低下することはありませんでした。それは私が持っている最も安定した三脚と EFCS を使用して完全に静止した状態でした。ここでは劣悪な条件下でIBISをオンにする利点があるかどうかをテストします。三脚が動き回って画像がぼやける場合、IBIS は明らかに有益です。IBIS がないと画像がぼやけて使い物になりません。IBISを使用すると、非常に批判的な目を除いてすべてのユーザーが使用できるほど画像が鮮明になります。第二にIBIS は完璧ではありません。カメラが三脚の上にある場合IBISが動きを完全に補正するとは思わないでください。 IBISシステムは 15 Hz程度まではうまく機能すると自信を持って言えますがIBIS が失敗し始めるカットオフ周波数はわかりません。
強い風はFuji GFXにどのような影響があるか(英語)(Google翻訳)
残念ながら現在の商用機器では風の強い環境で望遠レンズを使用して長時間露光を行うことはできないようです。
リモートレリーズを使用しないことによるブレ(英語)(Google翻訳)
1/60 秒前後の高速シャッター スピードでは手でシャッター ボタンを押してもシャープネスがほとんど失われないことがわかります。しかしそれより遅いシャッター速度ではリモートレリーズを使用したほうが良いでしょう。2秒タイマーを使用するとシャープネスの低下は見られませんでした。これはもちろん、カメラを 2秒以内に安定させるのに十分な三脚のダンピングに依存します。カメラには通常 10秒のタイマーもありますがこれは実際の撮影には実用的ではありません。
三脚のランキング(英語)(Google翻訳)
報告された剛性はピッチ方向とヨー方向の全高で測定された剛性の調和平均です。
このランキングは何に価値を置くかがひとによって様々なので決して決定的なものではありません。
このランキングは何に価値を置くかがひとによって様々なので決して決定的なものではありません。
以上です。
この記事についてはTHE CENTER COLUMN宛に掲載許可の申し出をしており削除依頼があれば速やかに削除予定です。
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