できるだけ低い位置で撮りたいなら手持ちでいい。最近のカメラは手ぶれ補正が優秀だしISOをあげても破綻しにくい。
だが深度合成するならやっぱりカメラは固定したい。
ところでこの件に関してはもう吊り下げ法で決着がついている(リンク)。
しかしもっと手軽に低位置撮影できないものか。
雲台のボールを台座に固定しているM6のネジで
アルカスイス互換のクランプ(リンク)を固定しLeofoto Ranger LS-223Cに取り付ける
カメラ常駐のL型ブラケットをクランプに乗せれば完成
最低地上高は11cm
クランプを折りたためば全長26cm
重さは710g
実はこの後で別の方法を思いついた。まぁ改良版と言うべきか。
それがこれ
ミニ雲台のかわりにレベリング雲台を使う。
レベラーLeofoto LB-60NをRanger LS-223Cとクランプの間に噛ませる。その場合の長さは26cmで最低地上高は10.6cm。これはミニ雲台を使った場合と同じだが重量は160g重い870g。
Leofotoにはこの三脚に自由雲台を取り付けた商品(リンク)もあるが、自由雲台の耐荷重が6kgなのに対しレベラーの耐荷重は15kgだ。まぁ以前メーカー公称の耐荷重はあてにならないというThe Center Columnの記事を紹介しておいてその舌の根も乾かないうちにこんな事を言うのも何だが、この手の自由雲台のボール径に比べればレベラーのボール径はずっと大きいし期待してもいいだろう。
抜群の安定感と卓越した信頼感(笑)
しかしまぁ地面スレスレというワケにはいかない
さて、ではレベラーをボール雲台の代わりに使うというのはどうなのか。たしかにレベラーはボール雲台よりも可動域に制限がある(特にロールとピッチ)。しかしそもそも低位置撮影では基本的に水平しか狙わないので制限付きのロールとピッチで十分なのだ。パンはボール雲台と同じく360度で制限なし。レベラーをボール雲台の代わりに使えるというのはある意味低位置撮影の特権かもしれない。
RRSのボール雲台を買ったことで使い道のなくなったレベラーの再就職先が見つかってメデタシメデタシだ。
これをリュックのサイドポケットに突っ込んでおいて低位置撮影したくなったらリュックからサッと取り出してチャチャッと開脚してカメラをポンと載っけていざ撮影(トップがアルカ式クランプなのでカメラをくるくるねじ込まなくていいというのがミソ)。
追記:これはあまり使っていなかったミニ三脚とミニ雲台とお役御免になったレベラーを有効活用するためのお遊びアイデアです。世間にはこの手の商品はいくらでもあります。
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