2022/12/18

晩秋の渓流


#477
Fuji GFX50S GF20-35mm F4





GF23mmを下取りに出して買ったGF20-35mmが昨日届いたので雨模様だったけど川べりへ行って撮影。いくつか気づいたこと。

  • H&YのCPLフィルターはレボリングを外しても四隅少し蹴られる。
  • 富士フイルムのアプリでの撮影はほぼ問題ないが撮れたiPhoneで画像を確認しようとすると画像転送状態になってwifiが切れる。
  • GITZOの三脚は使用後に水抜きが必要だがスポンと抜いたときに2つの鞘状の白いプラスチックがずれて再装填に手間取る。これは帰宅後にこの鞘無しで使えるか試してみたら何の問題もなかった。何のための鞘?(※)
  • 使い慣れていないせいかズームレンズはいつの間にか焦点距離が変わっている。撮影のたびにチェックが必要。
  • 岩場では足をグネやすいのでスパイクブーツはやっぱりサイズの合ったものを履かないと危ない。
  • iPhoneでモニタリングするとき片手にiPhoneを持ってもう一方の手でギヤ雲台を操作するのは厳しい。今度からちゃんと三脚に付けるiPhoneホルダーを持ってくることにしよう。
  • 先日リモートレリーズをGFXロゴの小窓に差し込めることに気付いてよろこんだがやっぱりL型ブラケットが邪魔。まさかジャックに刺したレリーズをぶら下げながら場所移動するわけにいかない。その都度さし込むにしても縦位置で三脚に固定するにはコードをブラケットの内側を通さないといけない。これがとても面倒。さらにGFX50Sの液晶モニターは左開きなので縦位置で高所から撮るときに液晶モニターを下向きに出来ない。L型ブラケットを左右逆に装着出来れば全て解決すると思って底部の長いL型ブラケットを探すことにした。
  • 撮れた写真はとても満足いくものだった。23mmの単焦点を手放すことに躊躇がなかったわけではないがもう少し画角が広ければという望みに従うことにした。画質は23mm単に劣らず良好だ。

三脚のポジショニング。構図取り。焦点距離。フィルター装着してCPLの適切な角度調整。絞り。シャッター速度(水辺なら水の表情を生かすために何が何でも長時間露光というわけにはいかない)。シャッター方式。考えなければならないことは多い。特に今回はひととおり撮り終わって機材を片付けたあとでズームの焦点距離が20mmになっていなかったことに気が付いて、でも降り始めた雨の中もういちどセットしなおして撮影したわけだがそれでも帰る道々写真という趣味はなんと面白いことだろうと笑ってしまった。しかも帰ってからも楽しみは続く。レタッチがまた楽しいのだ。私はレタッチに何時間も、時には何日も掛ける。アートっぽくすることもあるし上の写真のようにほとんど何に手を加えたか素人目にはわからないような加工もする。そしてそれらすべては他人のためではなく自分のエクスタシーのためなのだ。その全過程で自らの経験と学習と現場での臨機応変の判断と体力とセンスと創造力が生きる。それは15年前に安いリコーのコンデジで写真を撮り始めたときから変わらない。

(※):後日記;調べてみたらこれはhose clampという部品でこれがあるおかげで脚がスッぽ抜けない。必要な部品だ。しかし水抜きのときにバラけるので接着剤で貼り付けることにした。









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