2010/01/31
マンサク
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今年も近所でマンサクが咲いた。
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いそいそと写真を撮りに行く。
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今年は赤いマンサクを見つけました。
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レモンイエローのマンサク。
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どうも去年より上手になっている気がしないが、まあいいだろう。
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今日の写真はすべてE-P2にAF MICRO NIKKOR 2.8/55を付けて撮りました。
ちょっと小雨まじりだったのでカメラもレンズも濡れてしまった。
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マクロで撮る時はこんなふうに鏡筒がぐぃーんと伸びます。
今日写真を撮りながら思ったのは、息が止まるほど繊細な写真を撮りたいということ。
いや、ただ思っただけ。
1月も今日でおしまい。
2010/01/29
欲しい写真
Large view E-P2 with Kern Switar 25mm f1.4
スイターで霜に縁取られた落ち葉を。
Large view E-P2 with MD ROKKOR 50mm F1.7
30年ほど前のMinolta X-7に付いていた標準レンズをE-P2に装着して撮影。
公園の浅い水たまりに映った冬枯れの枝。
Large view E-P2 with MD ROKKOR 50mm F1.7
悪くはないけど、発色がやや地味な印象です。
Large view E-P2 with MD ROKKOR 50mm F1.7
マニュアルフォーカスはピントリングを調節して光のボケの大きさを自由に変えることが出来ます。
Large view E-P2 with MD ROKKOR 50mm F1.7
こんなふうに。
ボケだけの写真も美しい。
Large view E-P2 with LUMIX G VARIO 45-200mm/F4.0-5.6
LUMIXのズームレンズでお月様を。
これはトリミングで大きくしましたが、35mm換算400mmだと月は実際にはもっと小さいです。
換算600mmくらいのレンズを買えば月も鳥も大きくきれいに撮れるんですが、まあのちのちの楽しみに取っておこう。
今日写真を撮りながら思ったのは、写真には美しい写真と、欲しい写真というカテゴリーがあるということ。
その間には眼が止まる写真、眼が釘付けになる写真というのもある。
美しくても、眼が止まらない写真というのがあって、
美しくても、欲しいと思わない写真というのがある。
どうしても欲しい、欲しくてたまらない写真というのを撮ってみたい。
写真というのは見たら終わりなんだけど、欲しい写真、盗んででも手に入れて、手元に置いておきたい写真というものがある。
ナニっ!そんな写真があるのか!?
あります。
たとえば中学生が空き地で見つけたエロ本のヌード写真なんかは、やぶって持って帰りたい部類に属する。持って帰っても置いておく場所がないんだけど。
これは見たら終わりじゃなくて、目が釘付けになって、視線を離すことができなくなって、なんとしてでも持ち帰らなくてはならないという、やむにやまれぬ気持ちになる。
好きな女性の写真なんかもそう。
この場合、対象そのものの魅力が写真の魅力のかなりな部分を占めている。
でも、じゃあどんなヌード写真でもいいかというとそうではない。
その写真が、それを見た人の内面を激しくmoveする要素がなくては、欲しいという情動は発動しない。
その、見る人の内面をmoveする要素は撮る人がmoveされた、その足跡を辿って発動する。
我々はその足跡を通じて欲望する。
撮る人がそれを強く欲しいと思わなければ、欲しい写真を撮ることは出来ない。
いや、別に欲しい写真だけがいいというわけじゃないんだけど、そういう写真も撮れたらいいな。
2010/01/27
合議的な運命
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運命というものが、本当にあるかどうかはわからない。
でもそれがあるとしたら僕たちが想像する運命の主催者は一人である。
運命が小舟なら、その小舟を運んでいる川は1本。
運命がお話なら、そのお話は一つ。
だがもし運命が合議制だったとしたら。
僕たちの運命はあるポイントをさかいに別のお話に切り替わる。
そして実際にしばしば僕たちの運命は違うお話に切り替わる。
例えば僕たちが11次元の世界にいるとして、11枚のウエハースのどこに頭を突っ込むかによって、違うお話に頭をつっこんでいくのだとしたら。
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2010/01/25
結ぼれの集積としての私の自我
僕にとってブログを書くというのは、心の奥の方で未整理のまま埃をかぶった不定形の古いわだかまりを順番に取り出して、フッと息を吹きかけて埃を払い、あらためて見直してみると、なんだこんなところに隠れた結び目があるじゃないか、ここをこう引っ張ればほどけるんじゃないか。ほら、ほどけた。という行程をムービーにとってアップするという、そのムービーを映像ではなく、文章にしてアップするということのような気がする。
そう思ったのは、このあいだ車を運転していて以前ブログにアップした文章を思い出していたときに、ブログに書く前は不定形なりにもしっかりとした輪郭があって質量を持っていたその想念が、思い出そうと思ってももはや掴めなくなっていることに気が付いたからだ。
たぶんそれはほどけてしまったのだ。
そうか。あれはもうほどけてしまったのだ。
心の中を散歩して、出くわす妖怪のような想念達は、僕が文章化していくことによって一つづつほどけて形をなさなくなっていく。
それはつまり、僕の自我は結ぼれの集積として存在していて、結ぼれが一つづつほどけることによって、僕の自我が次第に空洞化していっているということなんじゃないだろうか。
それが都合のいいことか悪いことかはわからないが、未解決の結ぼれの集積こそが自我であるというのは、一つの仮説としておもしろい。
2010/01/24
Black-Robed
Large view E-P2 with Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
黒衣の令嬢のイメージ。
Large view E-P2 with Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
わずかな光を受けて。
Large view E-P2 with Kern Switar 25mm f1.4
一転して明るく。
E-P2 with Kern Switar 25mm f1.4
葉の隙間を通る光は型板硝子のようです。
2010/01/23
in blue
E-P2 with Kern Switar 25mm f1.4
うっすらと粉雪が。
Large view E-P2 with Kern Switar 25mm f1.4
Large view E-P2 with Kern Switar 25mm f1.4
E-P2 with Kern Switar 25mm f1.4
2010/01/22
駄目な日
Large view E-P2 with Kern Switar 25mm f1.4
Large view E-P2 with Kern Switar 25mm f1.4
今日は馬と全くコミュニケーションが取れなかった。
Large view E-P2 with Kern Switar 25mm f1.4
Large view E-P2 with Kern Switar 25mm f1.4 at IKEA
そのあとIKEAへ行きました。
Large view E-P2 with Kern Switar 25mm f1.4 at IKEA
200枚位写真を撮ったけど、気に入った写真はたったの3枚。
Large view E-P2 with Kern Switar 25mm f1.4 at IKEA
2010/01/20
買っても、読まない。
欲しいものが手に入ることの一番のメリットは、もうそのことについて考える必要がなくなることだ。
何かが手に入らない状態というのは皮膚に刺さった小さなトゲのようなもので、そこに意識が集中する。
意識はそのトゲを中心に固着してしまうため思考の自由度が減少する。
欲しいものが手に入ればトゲが抜ける。
食べ尽くして骨だけになった鼠の死骸から蟻たちが解散していくように、意識は再び自由になる。
だから我々はしばしば欲しかった本がようやく手に入っても、いざ手元に来たら読まなかったり、関心がなくなってすぐに手放してしまったりする。
我々があるものを強く欲するのは、それを得るためではなく、それから自由になるため、それを忘れる自由を得るためなのかも知れない。
それで、その欲望の対象が、車で言えばポルシェとかフェラーリとか、僕の好きなカメラで言えばライカM9とか、いわゆる決定版が手に入れば、僕たちは欲望をきれいに埋葬して、スコップの背で土の上をポンポンポンと叩いて平らにして合焦して、あ、じゃない合掌してそこをあとにすることが出来るんだけど、決定版でない場合は、さらにもんもん状態は続いて、刺の周りをうろつき続けなくてはならない。
だから自由になるには無理をしてでもなるべく決定版を手に入れなくてはならない(何の参考にもならない結論)。
いや、もちろん手に入れる入れないの座標軸をチャラにして自由を手に入れてもいいんだけど。
でも人によっては、まだこの問題にケリを付けたくないために、わざと微妙な選択をすることもあるのだろう。
2010/01/18
favの傾向
↑このボタンを押していただくと、僕がフリッカーで見つけた世界中の人々の素敵な写真をず~っとスクロールでご覧いただけます。
3年ほど前にフリッカーに入って、気に入った写真にfavoriteというマークを付けてきた、その総枚数は約1300枚。
最近気に入った写真から始まって、最後は2007年の5月まで、今日はさっきまでこの写真を最後までずっと見ていたのですが、最近はボケや空気感の写っている写真が多いですが、やっぱり最初の頃はマクロを選ぶ率が圧倒的に高かった。
そしてボケや空気感のある写真を気に入るこの傾向は、ちょうど1年ほど前から始まっていることがわかりました。
自分の興味や嗜好が徐々に変わってくるのがおもしろいです。
どの写真もとてもすばらしいので、お暇な時にでもぼーっとスクロールしながら鑑賞してただけたらうれしいです。
2010/01/17
針状結晶の朝
Large view E-P2 with Kern Switar 25mm f1.4
Large view E-P2 with Kern Switar 25mm f1.4
Large view E-P2 macro with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
Large view E-P2 with Kern Switar 25mm f1.4
Large view E-P2 with Kern Switar 25mm f1.4
Large view E-P2 with Kern Switar 25mm f1.4
Large view E-P2 with Kern Switar 25mm f1.4
Large view E-P2 with Kern Switar 25mm f1.4
Large view E-P2 with Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
Large view E-P2 with Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
Large view E-P2 with Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
Large view E-P2 with Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
Large view E-P2 with Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
Large view E-P2 with Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
Large view E-P2 with Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
Large view E-P2 with Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
better view E-P2 with Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
Large view E-P2 with Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
Large view E-P2 with Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
Large view E-P2 with Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
Large view E-P2 with Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
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