2013/04/29
2013/04/28
シャッター速度制限
Sigma DP3 Merrill ISO 100, 1/125s F5
今日DP3Mを使っていて絞り開放f2.8で1250分の1のシャッター速度が点滅していることに気が付いた。
あれ?DP3Mのシャッター速度の上限は2000分の1だったはず。
頭のなかに「?」が浮かんだまま帰宅して取説を見るとこのような記載が。
『設定する絞り値によって、制御されるシャッター速度の範囲が以下のように制限されます』
F2.8-F3.5 30s-1/1250s
F4.0-F5.0 30s-1/1600s
F5.6-F16 30s-1/2000s
なんと、F5.6以上に絞らないと2000分の1秒が使えないのか。
ナゼなのだ!と思って調べてみると、どうもDPシリーズはレンズシャッター機だかららしい。
フォーカルプレーンシャッター機ではシャッター速度を決めるのはシャッター幕なので絞りがどのように開いていようと関係ないが
レンズシャッター機のシャッター速度はすなわち絞り羽根の開閉速度なので絞りが大きく開いていると羽根を閉じるのに時間がかかる!
なるほど、そういう訳だったのか。
2013/04/27
一枚目は神様が撮る。
2013/04/21
私はまだ世界に退屈していない。
Sigma DP3 Merrill
写真を撮るという行為が持つ意味はひとによって様々ですが
幾分人生に倦き始めた私のような年齢の者にとって
写真を撮るという行為は「希望」でもあります。
Sigma DP3 Merrill
世界にはまだ私の心を震わせるものがある。
それを探しに行こうと思うからカメラを手にするのです。
Sigma DP3 Merrill
「そのとき、国王は、なぜかは知らず、かつて見たことのない圧倒的な何ものかを見た。
緑の大木と巨大な緋の衣は、風の中にともに揺らめいていた。
その剣は、日の光を受けるために作られたかのようであった。
国王自身の悪ふざけから誕生したとほうもない仮装舞踏会が、彼を圧してそびえ立ち、世界を抱擁していた。
これこそ正常、これこそ正気、これこそ自然なのだ。
そして、国王たるわが身、この理性、この黒いフロック・コートを着た傍観者然としたおのれこそは、
例外であり、偶然であり、緋と金色の世界の中の黒い汚点(しみ)なのだ。」
G.K.チェスタトン著作集10 新ナポレオン奇譚 春秋社
2013/04/20
メリルの掟
Sigma DP3 Merrill
DP3Mを手に入れて六日目の今日。ようやく写真を撮りに出かけることが出来ました。
Sigma DP3 Merrill
色んな撮り方をしてみましたが、初代DP1と比べると驚くほど使いやすくなっています。
しかも自由度が高い!
Sigma DP3 Merrill
さっそく先日記事にしたフリップバックで水面ぎりぎりのマクロを撮ってみました。
うーん、これはなかなか使えるぞ!
Sigma DP3 Merrill
写真を撮りながらワクワクする感じを久しぶりに思い出しました。
買ってよかった!
Sigma DP3 Merrill
今日DP3Mを使いながら思いついたルールを、メリルの掟として自らに課すことにしました。
其ノ一。残表示が1個になったらバッテリーを交換する。
其ノ二。撮った写真はその場で捨てる。
其ノ三。カメラに撮られない。
Sigma DP3 Merrill
ちょっと説明が必要ですね。
其ノ一はmaroさんのサイトを見ていただくとして、
其ノニ。撮った写真はその場で捨てる。
御存知の通りSPPの使い勝手はまだまだです。
多量に撮ってそのまま持ち帰ると自宅での現像・編集には気の遠くなるような時間を要します。
さらに画像編集ソフトを使いこなせたりするとイマイチなショットも多少は見れるように加工できてしまう。
いや、イマイチなだけにむしろ加工によけいな手間と時間がかかる(笑)。
その分いいショットに掛ける時間がなくなるし、仕上がった作品群は当然玉石混淆となる。
だから普通以下の写真は現場で思い切って捨ててしまう。
DP3Mのモニターは初代DP1に比べると随分見やすくなったし
パッと見で目を惹かなかったらそれは駄目写真と判断する。
むしろこういう小さなモニターだからこそ良し悪しの判断が速い。
其ノ三。カメラに撮られない。
以前初代DP1を使っていた頃に写真が上手くなったような気がしたのは
DP1は超リアルな写真が撮れたことと、SPPのX3 Fill Lightなどでアートっぽい写真にできたからという部分が大きい。
それはもちろんシグマに非があるわけではないけれど、
ずっと使い続けていくうちに絵作りがワンパターンになって
自分が撮っているというよりフォビオンとSPPに撮らされているような感じになってくる。
少なくとも僕の場合はそうだった。
だから今回もう一度シグマを使うにあたり、いわゆるシグマ臭さというかSPP臭さは意図的に排除しようと思ったわけです。
(まだ充分シグマ臭いかな?)
以上自分でかってに決めた「メリルの掟」でした。
どうしても鉄砲ナスカンで吊り下げたい。
2013/04/19
2013/04/18
それでも私は這いつくばって撮りたい。
DPシリーズは固定液晶なので地面すれすれの被写体を撮るときにフォーカスや構図の確認が困難です。
今回ヨドバシでDP3Mを買った際に売り場の女性スタッフに、
「ほら、液晶の後に貼っつけて、パカっと開いたら鏡になってるやつあるじゃない、あれ置いてる?」と聞くと
「あー、はいはい、ありますね。はいはい。」とモナリザのような意味深な笑みを浮かべて持ってきてくれたのがこれです。フリップバックの3インチ。
背面パネルをこのように開くと
鏡に反射したモニター画面でピントと構図が確認できるわけです。
上下は逆ですが。
横にも開きます。
くれぐれも注意していただきたいのはですね、
既に液晶保護フィルムを貼った上からこれを貼り付けるとですね、
パネルの開け閉めの際にですね、
せっかく息をこらえて震える手で細心の注意を払って貼った液晶保護フィルムが
剥がれてしまうということなんです!
説明書にも書いてあったというのにですよ。まったく。
ま、このパネルが液晶保護の役割を担ってくれることに気が付いてなんとか気を取り直しましたが。
フリップバックを使って撮ったミニチュアのスクールバスです。
ま、酔狂なものですよ。言うまでもありませんが。
でも必要な人には必要なんですね。少なくとも私には。
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