2015/11/30
2015/11/29
素材性
今朝の日経朝刊で翻訳家の柴田元幸氏が英語は日本語に比べて「素材」性が強いのではないかと感じていると。
なるほど例えば「I」という単語を日本語に訳す場合私や俺やあたしなど訳し分けるのは文脈に応じて素材としての「I」を調理しているわけで、とすると日本語は調理が終わった「料理」ということになる。
英語は素材性が強いということは写真でいえばRAWであり、未加工であり、解釈の上での自由度が高いということであり、それを理解するためには文脈を把握する必要があるということであり、つまりレイアーを読むことが大切な言語ということになる。
じゃあ日本語は料理済だからレイアーを読まなくても良いかというとそうでもない。
日本語の場合でも「省略」したり「間」があったり「反語」を使ったりわざと「慇懃」に述べて内に皮肉を潜ませたりする。
どちらの言語もレイアーを読まなければコミュニケーションが成立しないという点では同じだが、書き言葉について言えば日本語はレイアーの読み違えの起きにくい仕組みを内包した言語なのかもしれない。
今朝の朝刊を読んで思ったことを起承転結風にまとめてみました。
2015/11/28
2015/11/27
2015/11/23
faces
Nikon D800E Carl Zeiss Apo-Sonnar T* 2/135 ZF2
Nikon D800E Carl Zeiss Apo-Sonnar T* 2/135 ZF2
Nikon D800E Carl Zeiss Apo-Sonnar T* 2/135 ZF2
Nikon D800E Carl Zeiss Apo-Sonnar T* 2/135 ZF2
Nikon D800E Carl Zeiss Apo-Sonnar T* 2/135 ZF2
Nikon D800E Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
Nikon D800E Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
Nikon D800E Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
Nikon D800E Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
Nikon D800E Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
Nikon D800E Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
Nikon D800E Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
Nikon D800E Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
Nikon D800E Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
Nikon D800E Laowa 15mm F4
2015/11/22
Laowa 15mm
新しいレンズの試写も兼ねて4年ぶりに常勝寺へ行ってきました。
常勝寺は竹林山常勝寺といって兵庫県は丹波にある由緒正しき古刹ですがWikipediaにも記事がなくそれほどメジャーなお寺ではありません。まぁその鄙びた感じが僕は気に入っているんですが。
三百何段の石段を登る途中に石仏群があります。少し色気を感じさせるシナやこのひとつ向こうの千手観音は何となくインドを思わせるものがありますが、それもそのはずこの寺の開祖は6-7世紀頃に日本へ渡ってきたインドの仙人らしい。大化の改新の頃に建立されてから天災や戦争で二度の焼失を経たので建物としては古くないけど、観光客も少なくのんびりしていて、僕みたいにゆっくりじっくり写真を撮るには丁度いい。
さてこのレンズは今年中国の老蛙(Laowa)という会社が発売した広角マクロで、正式名はThe Venus Optics Laowa 15mm f/4 1:1 Wide Angle Macro Lensといいます。
詳しくはこことか、こことかを見ていただくとして、要するにこのレンズは15ミリという超広角なのにレンズ前4.7ミリまで対象に接近できて1:1マクロが撮れて、しかもシフト機能が付いているという、ちょっと信じがたいような性能のレンズ。しかも日本円で6万円と価格もお手頃です。
基本的にマクロが好きで(こういうのを英語ではmacro guyというらしいですが)、時々すごく広角レンズが欲しくなってSamyangの14mmとかDistagonの21mmとか買ってはみるものの使いこなせずに手放すという悪い習慣があります。それがわかっていてなぜ今回またこのレンズに手を出したかといえば、Sigma DP1にクローズアップレンズを付けてせっせとマクロを撮っていた時期があって、あのころは結構いい写真を撮っていたよな、今思い返せばあれは実は広角マクロだったんだよな、でそのマクロにしては被写界深度が深いのが気に入ってたんだよ、ところが本格的にフルサイズのDSLRにマクロレンズを付けて撮ると被写界深度がすごく浅くて思ったような写真が撮れなくて、ちゃんと撮ろうと思ったら三脚立てておもいっきり絞ってシャッター速度も長くとったりISO上げたりと、結構面倒なんだよ、なんてことを普段からぼんやり思っていたところへこのレンズの作例にガツンと来たわけです。まぁもうこういったマクロは今後はあまり撮らないだろうけど寄れる超広角としてなら持っていてもいいんじゃないか、自分への言い訳としてはこれで充分じゃないか。そういう訳です。はい。
写りはとてもシャープで色乗りもいい。色収差は周辺に出るけど僕はあまり気にしないし、うるさければPhotoshopで調整すればいい。レンズ本体はこの価格にしては悪くないし小さいし比較的軽い。手前のレバーを押し上げてレンズを上や下へスライドするとシフト効果が得られるのも面白い。僕はタテモノを撮らないので興味はなかったけど、地面の上の小さなものをマクロで撮る場合、いかにカメラを地べたに置いたとしてもカメラのお尻を上げて、対象を見下ろしで撮らざるをえないのが、このレンズだとレンズを下にシフトするだけでほぼ平行に対象にアプローチできるのが素晴らしい。
そりゃもちろんAFじゃないし絞りも手動だし(F4~F32)、カメラとの信号のやり取りはないし、絞れば暗くなるので開放でピントを合わせてから絞らないといけないし、おっとその前に絞った時の光量でAEロックかけとかないといけないし、まぁいろいろあるけど、この手のレンズを買う人はそんなことは百も承知ですよね。
Laowa 15mm + CamRangerの撮影の様子はこちら。
2015/11/10
2015/11/08
by the roadside
ピントが合うのが嬉しくて、でも本当に完治なのか何度も確かめたくて自分の頬をつねりながら(笑)道端の雑草の穂を何枚も撮る。ちょうど向こうからライトをつけたバイクのおっちゃんがやってきていい色が画面に載りました。
2015/11/07
2015/11/06
2015/11/03
2015/11/02
2015/11/01
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