2016/01/30
アバルトにスロコン
ABARTH 595 Competizioneを買って今年の4月で2年になります。
常時スポーツモードに加えECUチューニングでアバルトの楽しさを満喫している私ですが、以前から気になっていたのがアクセルペダルのレスポンス。
アクセル踏みはじめのエンジンの吹け上がりが遅いというか鈍いというか。
回りくどい言い方をするとアクセルペダルを踏む行程の、はじめの1/3の吹け上がりがゆっくりで、それ以降が踏量にリニアにあるいはリニア以上に吹け上がっていく感じがする。
この傾向を一番顕著に感じるのはセカンドからの立ち上がりで、イラチな私はこの時すごくパワー不足を感じてしまうわけなのです。
こんなもんかと割り切っていたのですが、どうもその原因が電子制御スロットルにあるらしい。
つまり昔の車はアクセルを踏んだだけ燃料が噴射されていたけど、これだと無駄にガソリンを食ってしまうし排ガスも増えるし、コンピュータを介在させることでバルブタイミングの制御もしやすくなるし、オートマで変速機の制御とスロットル制御を協調させることもできると、そういった種々の事情でですね、アクセルの踏量に非線形制御がかけられてしまったと。
ネットで色々調べてみると世の中にはスロットルコントローラ、通称スロコンというものがあって、これをアクセルとクルマ本来のコンピュータの間にかませることでアクセルレスポンスを操作するらしい。
そこで今回私が入手したのがPPT2というスロコンです(←2019年秋現在廃盤で後継機あり)。
印象は一言、感動的!
アクセルレスポンスがリニアになるとクルマはこんなにも楽しくなるのだ。
そもそもアバルトみたいな車を買ったのも、ナマの現実に触れたい、ダイレクトにイノチを感じたいという欲望の表れなのですから、このスロコンを選択してよかったと思います。
で、もうひとつはルームミラー。
私のアバルトは買った時から自動防眩機能のルームミラーが装備されていました。
この自動防眩機能についてはネットでは良い評判しか眼にしませんが、私の経験ではあまり良い印象がない。
以前の普通のルームミラーを使っていた時代が長かったせいかもしれませんがなんとなく見にくいのです。特に夜は防眩機能のおかげで後続車のライトが眩しくないのはいいとして、ライトの光以外の景色が映らないため後方の様子がわかりづらい。夕方なんかも中途半端に防眩機能が働いてなんとなく写影がすっきりしない。それでなるべく防眩スイッチを切るようにしていたんですが、毎回のことなので面倒だ。
さらにもうひとつの問題はこの自動防眩ルームミラーが大きく下方に張り出しているために左前方の視野が妨げられて見にくいこと。
え~い、いっそ昔の手動防眩切り替えレバー付きルームミラーに替えてしまえ!ということでヤフオクで入手したのが平成26年式フィアットパンダのルームミラー三千円也↑
これが純正のルームミラーを装着していた時の車内からの景色。すごく邪魔でしょ?
これが手動式防眩ミラーに変更後の景色。
ほらね、こんなに違うんだ。
Alfa Romeo 4C
2016/01/23
PANERAIのベルトをビンテージ風に加工
2016/01/20
wotancraftのベルト
PANERAIの楽しみの一つにベルト選びがあります。今回購入したのはwotancraftの030。
手前はクリスマスギフトで付いてきたキーホルダーで、イタリア海軍の二人乗り特殊潜航艇SLC(通称豚)を模したもの。
イタリア海軍の特殊潜航工作部隊は腕にPANERAIを嵌め、この小型潜航艇に乗ってアレキサンドリア湾に停泊していたイギリス海軍の戦艦に近づき船底に時限爆弾を装着し二隻を爆破したという。
2016/01/18
2016/01/17
autotelic
リンク先のpetapixelは"Why You Should Keep on Shooting, Even If No One is Watching"というタイトル、つまり「誰も見てくれないのになぜ写真を撮り続けるべきなのか」というテーマです。
社会的に評価されない作者にとって、あのゴッホさえ生前に1枚も絵が売れなかったじゃないかというのはなかなか便利な言い訳ですが、ではなぜ彼が極度の貧困のなか弟テオ以外誰も見るものもいないのに二千枚もの作品を10年間に渡って作り続けたのか、考えてみると不思議です。
このビデオの作者はその鍵は"autotelic"という言葉にあると言います。
The term "autotelic" derives from two Greek words, auto meaning self, and telos meaning goal. It refers to a self-contained activity, one that is done not with the expectation of some future benefit, but simply because the doing itself is the reward. ・・・when the experience is autotelic, the person is paying attention to the activity for its own sake; when it is not, the attention is focused on its consequences.
拙訳「"autotelic"という言葉は二つのギリシャ語が合体したもので、autoは自己、telosはゴール。autotelicとは「自己充足型の活動」のことで、結果による報酬によらずそれを行うこと自体が報酬であるような行動のことです。(中略)その人が経験したことがもしautotelicなら彼に意識の集中を促しているのはその行為自体であり、結果を意識しているようなら、それはautotelicではありません」
これはハンガリーの心理学者ミハイ・チクセントミハイ氏の著書「フロー体験 喜びの現象学」(原著:Flow: The Psychology of Happiness)のなかに出てくる文章です。"doing itself is the reward"というセンテンスは"Virtue is its own reward."(徳の報酬は徳自身なり)というストア派の哲学者キケロの言葉を彷彿とさせますが、要するにゴッホを駆り立てていたのは行為自体の魅力だったのではないかということです。
"Why You Should Keep on Shooting, Even If No One is Watching"という問いは、shouldという助動詞をべきと訳すよりも「そういう事態に陥っている」というニュアンスで、「どうしてあなたは誰も見てくれないのに写真を続けなくちゃならないの?」という意味でしょう。そしてそれに対する(撮影者側の)返事としては「写真の報酬は写真自身なり」ということになります。
誰に認めてもらえなくてもいい、純粋に撮りたいと思う人だけが撮り続けるのです。
そして撮りたいと思わなくなったら私は写真をやめます。
新しいカメラが欲しくなるまでは(笑)。
2016/01/16
warming up with Helios
Nikon D800E Helios 40-2 85mm F1.5
Nikon D800E Helios 40-2 85mm F1.5
Nikon D800E Helios 40-2 85mm F1.5
Nikon D800E Helios 40-2 85mm F1.5
Nikon D800E Helios 40-2 85mm F1.5
Nikon D800E Helios 40-2 85mm F1.5
Nikon D800E Helios 40-2 85mm F1.5
Nikon D800E Helios 40-2 85mm F1.5
Nikon D800E Helios 40-2 85mm F1.5
2016/01/02
2016/01/01
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