2013/05/31
2013/05/26
しおりひも
本好きの人にはいろんなこだわりがあると思いますが
文庫で好きなのは新潮です。
しおりひもがついているから。
単行本も栞紐(しおりひも)が付いているのと付いていないのがあって
なければ例えば本の間に挟むタイプのしおりも世の中にはいろいろありますが
それはそれで読書中どこに挟むかどこに置くか
不安というほどではないにしろ落としてしまう気遣いとかで
やっぱり僕はサッと挟める紐(ひも)のタイプの栞(しおり)が好きです。
なんだ、ただの紐なら自分で付ければいいじゃないか。
何でもネットで見つかる世の中だし本用のひものしおりなどすぐに見つかるだろうと思って探したんですが
いいなと思ったら製造中止だったり、少ない本数のわりに高かったりで
ようやく見つけたのが自家製本のお店MARUMIZU-GUMIさん。
1メートルの紐が3本入って200~300円と安いし色の種類も豊富です。
僕は濃い色のフォレストセットとセーラーブルーセットを買いました。
背表紙に接着剤(僕はセメダインスーパーXを使いました)で紐を貼り付けて
その上からスコッチテープを貼る。
あっという間に完成です。
満足満足^^。
メール便可能なので送料も安いです。
需要の少ない文具系小ネタでした^^。
2013/05/19
2013/05/18
2013/05/16
2013/05/15
いわゆるひとつの書類かばん
4月から名実ともに管理職となり今後渉外的な業務が増える。
いつまでもビニールの書類カバンではマズイだろうという渡りに船の言い訳が出来たので(笑)
以前から気になっていた土屋鞄のヌメ革ドキュメントケースを購入。
紙封筒なんかによくありますよね、紐をくるくる巻いて留めるタイプ。マルタックというらしいです。
カバン全体がびっくりするほど硬くて所作のたびにギシギシ音がする。使い倒してクタらせることにしよう。
ははぁ、察するに写真に凝ったり革鞄が馴染んでいく様子を楽しんだり万年筆の書き心地を味わったりというのは
以前ならスキップしていた途中経過にフォーカスして時間の肌理(きめ)を味わいたくなったからなんだろうなという
これまた渡りに船の言い訳です。
2013/05/12
2013/05/11
2013/05/10
俳句はスナップショット
朝起き抜けや夜寝床に入ったあとなどに布団の中でぼんやり「くらしのこよみ」というアプリをiPhoneで見ていると、そのなかに時々パチッと目がさめるような俳句がある。
日常の中の些細な驚きや心の揺れを過少な言葉にまとめた俳句はまるでスナップショットのようだ。
随分昔の江戸や室町のことなのに心の震えのみずみずしさが遠い時間の隔たりを一気に超えて飛び込んでくる驚き。例えばこの一句。
ふらここの会釈こぼるるや高みより
「ふらここ」はぶらんこ。
誰だろう、あんなに天高くブランコを漕いでいるのは?と見上げると知っている女性がブランコの上から天真爛漫な笑顔で会釈した。
これは炭太祇(たんたいぎ 1709年宝永6年~1771年明和8年8月9日)の句。
日本人はカメラのない昔からスナップショットを撮っていたんですね。
2013/05/06
切り口がいのち
Nikon D800E, Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
1/200s f/2.8 ISO200 NoRetouch
かえでの幹の小さな赤い葉。
このままだと面白くないけど・・・。
Nikon D800E, Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
1/320s f/2 ISO200 NoRetouch
下から仰ぎ見ると新しい命が光の中で輝いている。
Nikon D800E, Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
1/500s f/2 ISO200 NoRetouch
今日は3枚とも撮って出しです。
もともといじらずにいられない性格だし、あえて魅力的な素材に自分から積極的に近づこうとしないへそ曲がり。
写真は素材じゃない、切り口だ!とひそかに思っているところもある。
でもこの切り口というのが最近どうもひとりよがりで
いやよがっているならそれでいいんだけど、よがりきれないのは自信がないせい?
2013/05/05
Foveonの謎
Sigma DP3M AND Nikon D800E
DP3Mのことをすっかり気に入った私はD800Eと撮り比べをしてみようと考えた。
私の印象ではDP3MとD800Eの解像感は互角だ。
詳しく調べたら違いがあるかも知れないが、詳しく調べる気もない。
ロールス・ロイスの馬力を尋ねられた広報官がただ"Enough"と答えたという逸話を思い出す。
ぼけの美しさも申し分ない。
使い勝手や高感度耐性やバッテリーの消耗の速さについては折り込み済みで文句をいう筋合いではない。
むしろD800Eがアマチュアにとっては大砲のような最終兵器なのに対しDP3Mは隠し持った鎖鎌のようで愛着が湧く。
じゃあ何を比較するというのか。
私の印象ではD800EのRAW現像後のjpegは色に厚みがないような気がする。
これは私が初代DP1からオリンパスのE-P2に乗り換えた時から現在のD800EまでBayer型のカメラに対して一貫して抱いている印象だ。
つまりFoveonで撮られたものは三次元のような実体感を感じるのに対し
Bayer型センサーで撮られた写真はあくまで二次元的な感じがするということだ。
先日もあるアメリカのアマチュア女性カメラマンがDP2Mを紹介するブログの中でDPの写真の印象について以下のように述べていた。
When I look at slide film, I see layers of color. It's hard to replicate that in digital.
I know digital is different, it's a whole new media. I understand this, but I miss that layered look.
The Sigma DP cameras bring this back.
つまりこの人もDPで撮った写真にはlayerを感じる、厚みを感じると言うのである。
この厚み感は単に色の濃さなのかどうかは私にはわからない。
Foveonセンサーの謎の一つである。
そういった発色の違いを比べてみようと思って今日はD800EとDP3Mの2台で写真を撮ってみた。
帰ってから現像してみたら同じ場所で同じ時間に撮影したのだが
光の加減でD800Eのほうが1EVほど明るかったために比較できる写真にならなかった。
それなら載せなくてもいいようなものだが話のついでだから載せてしまうのである。
Nikon D800E, AF MICRO NIKKOR 2.8/55, no retouch
1/25s ƒ/4.8 ISO 100
D800E撮って出し。
Sigma DP3 Merrill, no retouch
1/100s f/2.8 ISO 320
DP3M撮って出し。
Nikon D800E, AF MICRO NIKKOR 2.8/55, retouched with SilkyPix
1/25s ƒ/4.8 ISO 100
D800Eレタッチ後。
Sigma DP3 Merrill, retouched with SPP and SilkyPix
1/100s f/2.8 ISO 320
DP3Mレタッチ後。
(どういうレタッチをするかは趣味の領域なのでご勘弁を)
果たしてその理由がわかる日は来るのだろうか。
あるいは単なる思い込みなのかもしれないが。
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