2024/01/21
OM-1で他社のレンズを使う
僕はこれまでNikonのデジタル一眼レフや中判のGFXでしばしば純正以外のレンズを使ってきた。撮影の際に使ったレンズの焦点距離をカメラに入力しておくとそれがExifに反映されて、例えばFlickrにアップしたときなどに付帯情報として見ることが出来て便利。
さらに今回購入したOM-1にはカメラ内手振れ補正があるのでレンズ情報を入れるとその焦点距離に応じた手振れ補正をしてくれるのでとてもありがたい。
しかしここで一つ問題があって、例えばNikonやGFXではレンズ情報を入力してもいざ使う時に何番がどのレンズか設定を開けないと見えないし、そもそもレンズ情報の切り替えの階層を探すのがすこぶる面倒。
ところが今回OM-1でそれがとても簡単でしかもすごく便利だったので感動した。まぁOM-1を使っているヒトはとっくにご承知と思いますが一応参考まで。
例えばこの赤い録画ボタンなどに
ExifLensという機能を呼び出せるようにしておく
ボタンを押してレンズ情報を手入力する。たったそれだけ。あとは撮影の時に設定したボタンを押してそのレンズを選べばそのレンズの焦点距離に応じた手振れ補正が効いて
Flickrにアップした写真の情報を見るとちゃんとレンズ名と焦点距離と開放F値が反映されている。これは画期的なことで、NikonやGFXで電子接点のないレンズを使った場合反映されるのはせいぜい焦点距離まででレンズ名まで表示されることはなかった。
僕みたいにちょっと古い変なレンズをとっかえひっかえしてマクロ撮影するヒトにとってはボタン一つで適切な手振れ補正が出来てレンズ情報がExifに入力されるというのはとてもありがたい。いやホント。
ちなみに上にアップした写真は昨日OM-1にダイアプランを付けて雨の中カッパを着て近くの公園で苔にライトを当てながら地べたに這いつくばって撮った写真。
玉ボケというかバブルボケで有名なMeyer Optik Gorlitz Trioplan 100mm F2.8は人気を呼んであまりに高価になってしまったがMeyer Optik Gorlitz Diaplan 80mm F2.8はそれをプロジェクター用に改造したもの。3万円ほどで入手できるが絞りは開放のみ。
最近TTartisan社がTrioplanと同じ 100mm f/2.8で販売を開始。こちらは絞りを変更できて価格もやはり3万円くらい(eBayでは送料無料で2万円台!)。ただこのTTartizanはそのままだと最短撮影距離が90cmなので上の写真のような近接で撮るならエクステンションチューブが必要。
2024/01/19
OM-1の深度合成とFocusBKT
昨日OM-1で手持ち深度合成でたくさん撮った。僕は深度合成はHelicon Focus 8でやるのでRAWと同時に記録されるjpegの削除が面倒だなと思っていた。でも今朝OM-1のマニュアルを読んでいたら各種ボタン(僕の場合は録画ボタン)にFocusBKTのオンオフを設定できて、かつボタン長押しでステップ幅や撮影枚数を変更でき、かつこれで撮影するとRAWだけが記録されることに気が付いた。カメラ内合成がないのはアレだがまぁこの方が圧倒的に使い勝手がいい。
2024/01/18
OM-1雑感
マイクロフォーサーズはE-P2を経てOM-D E-M1(初代)でいろいろ撮っていたがフルサイズへの憧れが高じてD800E→D850→GFX50Sで撮るようになってから防湿庫の肥やしになっていた。もうマイクロフォーサーズに戻ることはないだろうと思っていたが鳥撮りをきっかけにOM-1を購入してみたらずいぶん使い勝手が向上していることに気が付いた。マクロも手持ち深度合成がブラッシュアップされているし、これなら広角や風景はGFX、望遠やマクロはm4/3という二本立て、うーん、理想的ではないか。
ただ僕がマイクロフォーサーズからフルサイズや中判へ意識が移っていった一つの要因としてマイクロフォーサーズはどうも撮れる絵に深みがないというか、これはセンサーサイズや画素数の小ささからくる階調の問題なのか色の出方の問題なのかよくわからないが、とにかくどうも絵に深みが出ない。まぁこのへんは望遠ではあまり問題にならないがマクロでは結構大きな問題。それは僕が絵作り系のヒトだからではあるのだが。
一つの機種に全てを求めることは無理がある。この辺は撮ったあとのレタッチでどこまで深みを生み出せるかだろう。あるいは純正マクロレンズの開放F値が高いことも関係するのかもしれない。
2024/01/14
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