2009/02/24
flickrの謎
15個目のExploreを記念して再掲。
flickrに写真をアップすると外人さん達から賞賛のコメントをもらえます。
僕は基本的にいただいたコメントすべてに"Thank you"などと返事のコメントを載せていました。
でもほとんどの外人さん達はもらった賞賛に対する謝辞を書かないのです。
これはflickrを始めた頃からの疑問でした。
どうして彼等はお礼を書かないんだろう。
外人は無礼なんだろうか。
最近ようやくこの謎が解けました。
彼等は賞賛のコメントに返事は書かないけど、そのコメントをくれた人の写真を観に行って、自分の気に入った写真にこまめに賞賛のコメントを書いているのです。
その場で謝辞を表してしまうと貸し借りはなくなって、そこで関係が閉じてしまう。
でも賞賛のコメントをくれた人のところへ行って、気に入った写真に今度はこちらから賞賛のコメントを書き込めば、そこに開放的な関係が生じるわけです。
考えてみればこれは日常生活でも同じですね。
褒められたらただお礼を言うんじゃなくて、こんどは相手の良い点を褒める。
なるほどな。こんな基本的なことにも気が付かなかったよ。
2009/02/23
2009/02/22
宇宙の神秘
シャーロック・ホームズとワトソンがキャンプに出かけた。
夜の12時をすこし過ぎたころだろうか、寒さでふと目を覚ましたホームズは隣で寝ていたワトソンに声を掛けた。
「ワトソン君、あの星空を見たまえ。君はあの星を見て何を推理するかね」
「あー、えーっと、水素核融合によって光を発しているのが星というもので、その星が何十億も集まったものが銀河で、その銀河も宇宙には何十億とあって、つまり宇宙には星が無数にあるんだな。恒星が惑星を持つ確率は百万分の一で、その百万分の一が酸素を持っていて、さらにその百万分の一が生命を持っていて、さらにその百万分の一が人間のような文明を持っているから、可能性は非常に低いけど、僕等は決して一人じゃないんだね」
「ワトソン君、われわれはテントを盗まれたんだ」
2009/02/20
早春の奔流
五木寛之の小説みたいなタイトルですが。
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多量の雨で小川が奔流になっています。
ふだんはこの程度の水量。
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ここで片足を水の中にドボン。
しかしメゲずに撮影続行だ!
その情熱をもっと意味のあることに使えないのかね。
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ひっそりと咲く馬酔木です。
そして今日ふと思いついた意味のない標語。
「人生いたるところひっつき虫あり」
いや、だから意味はありませんてば。
2009/02/15
マンサクとピーヒャラ
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夕方犬の散歩に出かけたら近所の遊歩道のマンサクが満開でした。
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不思議な形の花。
丸められた短冊が伸びて開花する。
そもそも写真を撮ったりブログを始めたりするまでは
マンサクなんていう名前は僕の辞書にはなかったのだ。
世界は不思議に満ちている。
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これは別の種類のマンサク。
レモンイエローです。
ネットで調べて、たぶんモリス・パリダという種類だと思うのですが。
たぶんこの広い世界には、人生のほとんどをマンサクに捧げている人もいるに違いないから
そんな人が僕のブログをたまたま見て
「ばかめ。これはウスラマンサクとトンカチマンサクの雑種にすぎんわい」
などとうそぶいておられるのだろうな。
ご連絡お待ちしています。
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不思議な花ですね。
それで、不思議な魅力があります。
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始めの2枚はたぶん日本原産のマンサクだと思うのですが、香りに気が付かなかった。
でもこのレモンイエローのマンサクは、ほんとにギッチリ満開だったので、鈍感な僕も香りに気が付きました。良い香りなのです。
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夜店で売ってる、息を吹き込むとピーヒャラと伸びて、クルクル巻き戻るおもちゃ。
わかりますね。
そう、これです!
誰でも遊んだことのあるこの笛ですが、いまさらながらその名前を知らなかったことに愕然としました。
もちろん皆さんもご存じないだろう。
ふふふ。
調べましたよグーグル探偵で。
キーワード「おもちゃ 息を吹き込む 伸びる」を入力すると一発で判明しました。
正解は「吹き戻し」。
意外ですね。
名は体を表すと申しますが、そのまんまの名前です。
もっとポップな名前かと思いましたが、意外にも和風の名前です。
こいのぼりのてっぺんでたなびくふきながしに似た名前。
さらに意外な事実が続々と。
国内で製造される吹き戻しの80%は淡路島の「八幡光雲堂 」という所で作られているそうです。
淡路島は吹き戻しのメッカだったのです。
吹き戻しについてさらに詳しく知りたい方は八幡光雲堂さんのサイトの中の「吹き戻しとは」をご覧になるとよろしかろう。たいへんおもしろい。
いやー、マンサクからえらく脱線してしまいましたな。
2009/02/13
ぼろぼろブーツ
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十年以上使っているGTホーキンスのトレッキングシューズ。
愛用している割には手入れしてなくてぼろぼろ。
バイクに乗るために買ったけど、今はウォーキングに使っています。
今日は体調が優れなかったので、気分を変えるために2時間ほど歩きました。
2009/02/12
万博でみんぱく
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万博へ行ってきました。
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20年ぶりに見る太陽の塔はあいかわらずド迫力。
岡本太郎先生は偉大なり。
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太陽の塔の背中。
おそろしい。
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太陽の塔の横には梅林があります。昨日は梅を撮りに行ったのです。
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犬の散歩写真家を自称する僕としてはめずらしく写真を撮りに車でやってきたなり。
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前の日に天気予報を見たら曇りのち雨。
これは絶好のカメラ日和。
晴れより曇りの方がきれいに撮れるんですよ。
おまけに雨なんか降れば花びらに雫が付くし。
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ネットで万博公園の梅の開花状況を調べたら「咲き始め」だったけど
行ってみたらこんなに咲いてます。
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人出もまだそれほど多くないし。
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いっぱい写真が撮れました。
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梅も桜も紅葉もそうだけど、どうしても「撮らされちゃう」んですよ。
僕等の脳には典型的な梅の写真が出来上がっていて、どうしてもそれをなぞってしまう。
このパターンに嵌る誘惑から抜け出すのは容易ではない。
たとえ抜け出しても何だか奇をてらった写真になってしまう。
花に罪はないけれど、僕等の文化の中には、このように非常に強く特定の意匠に収斂する文物がある。
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それは強く僕等を呪縛する。
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いっそオリジナルであることなんかあきらめて梅入り菓子の包装紙のようなデザインで撮ってしまおうかという誘惑はあらがいがたい。
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誘惑に負けて。
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誘惑にあらがう。
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梅との戦いを終えて(笑)、次はお勉強だ。
いや、民俗学に興味はないけど万博公園には国立民族学博物館がある。
420円で入れます。
通称「みんぱく」。
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中にはいるとそこは魔境です。
人類が作ってきたありとあらゆるものが所狭しと展示されています。
迷路のように入り組んだ施設の中は、行けども行けども人間の作った物ばかり。
う~ん。豊饒です。
まさに豊饒の館です。
めまいがしてきました。
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これはモンゴル人の住居「パオ」。
中はラジオなんかが置いてあったりして人が住んでいたまま再現されています。
「みんぱく」には船や住居といった、すごく巨大なものも、「ほらよ!」という感じで無造作に展示されています。
好きな人にはたまらんだろうな。
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これはねぶたです。
でかい!
そして広い。
ゆっくり見て回ったら一日かかるだろう。
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みんぱくの中にはレストランがあってインド人が本場の土窯で焼くナンが食べられるなり。
実はこれが目当て(笑)。
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みんぱくランチ。1500円也。
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来ました。ナンがでかい。
トレイからはみ出してます。
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さすがに美味でした。
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カレーは二種類。右側のが豆の入った甘口のカレー。
左はエビの入った辛口のカレー。
満足して帰宅の途につきました。
太陽の塔にもあえたし、梅の写真もいっぱい撮ったし、みんぱくランチも食べたし、
いやー、堪能したでごわす(なぜか鹿児島弁)。
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