2011/11/19

撮っても撮っても秋の宵

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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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autumn color
Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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2011/11/18

行く秋

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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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Nikon D700 with Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2
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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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Nikon D700 with Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2
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2011/11/12

十五枚の薔薇

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Nikon D700 with Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
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Nikon D700 with Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
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Nikon D700 with Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
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Nikon D700 with Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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Nikon D700 with Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
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Nikon D700 with Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
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Nikon D700 with Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
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Nikon D700 with Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF
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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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2011/11/10

青春が老いる

今日お風呂に入りながら吉田拓郎の「結婚しようよ」を口ずさんでいるうちにふと気が付いたのは、
あの頃僕たちの周りには青春があふれていたということ。
それこそ右を向いても左を向いても青春だらけで、天動説とか地動説とかいう言葉があるけれども、
そんな言葉があるなら青春動説というか。あ、それだと青春が中心じゃないから青春中心説、
誰が何と言おうと世界は青春を中心にして回っている(®ガリレオ)という学説。

中学を卒業する頃には、さあ、いよいよ青春だ。青春まっただ中だというわけで、乗り遅れちゃいかん、
俺は青春なのか?そうなのか?どう青春なのだ?いややっぱり青春だ! えっ、君はまだ青春じゃないのか?それは恥ずかしいぞ!(笑)
なんていう時代だった。それはつまり当時はみんな青春という制服をそろって着ていたわけだ。
フォークとかロックとか歌謡曲もそうだったし、雑誌はもちろんテレビや映画に出てくる人たちもみんな青春を着ていた。

でもやがて青春もOIL じゃなくて老いる。
青春だった人たちも老いるけど、制服を脱がずに老いていくもんだから青春が老いる。
うーむ、青春がオイルというのはすごい言葉だ。オイルサーディンというのもあるけど
オイル缶に入った青春。

でももちろん青春としてもムザムザ老いるに任せる訳にはいかないので、いやオイラは絶対老いない、
こうなったら老いる前に死んでやるとばかりにずかずか死んでいった人も多いけど、
そんな勇気のないほとんどの人は青春を着たまま老いていく。
たぶん青春を脱ぐチャンスを失ったままズルズル来てしまったのだろう。
今はそんな人達が僕も含めてゴロゴロしている。

気持ちさえ若ければいつまでも青春だと言う人もいるけど、どう考えてもそれは無理だろう。
でも気の毒なのでだれも君の青春はもう終わりだとは言わない。
今の人は青春じゃないのでそのまま粛々と老いていくわけで、年をとってもしがみつく言葉がないのはちょっとうらやましい。


【追記】
僕には娘が一人いるけれども彼女たちの世代を見ていて思うのは彼らは青春を持っていないということ。
それは若さが無いという意味ではなくて、二本足でトコトコ歩く青春と並走していないという意味です。
つまり僕らの世代にはあってあたりまえだったものが彼女たちにはないようなのです。とても不思議。

一つの脳を一色に染め上げその存在を微塵も疑わないという信憑を仮に宗教と名付けるなら、
青春とはまさに僕らの世代の宗教だったのではないか。
そして「青春の門」(®五木寛之)に入るというのは、まさしく入信という行為であり、一度入ったらまず抜け出すことは不可能で、
だから青春という言葉が若さと不可分であるにもかかわらず年老いても辞めることが出来ないのはそれが背信行為だからなのだ。
そう。あれは宗教だったのだ。

とまぁそんなことにハタと気が付いて、それを文章化するに際してですね、ちょうど最近お風呂に持って入るのが
赤瀬川原平さんの「純文学の素」という本なんですが、原平さんの文体で書いてみたらどうなるだろうと思ってやってみました。

2011/11/07

自分の驚きを驚け

撮影中


「彼はeffectを追いすぎる」
フルトヴェングラーがかつてカラヤンをどう思うかと尋ねられたときの言葉。

ネット上には沢山の素晴らしい写真がある。
そのおかげで僕たちはこれまで自分が知らなかった様々な視点や技法に気付かされる。

それはそうなんだけど、そういったものを見すぎてしまうと
「effectの毒にあたって」自分の写真の矮小さに打ちひしがれてしまうことになる。
そのようにして写真の世界を去っていった多くの人を僕は見てきた。
写真がだんだんつまらなくなっていくとしたら
それは他人と自分の写真を比べているうちに自分自身の驚きが薄れていくからだろう。

僕たちはどうあがいても他人の人生を生きることは出来ない。
それがどんなに矮小に見えようとも、あなたはあなた自身の驚きを驚くしかないのだ。

2011/10/29

10月29日

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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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昨日アップした写真は殆どがDistagonでしたが今日はすべてミクロニッコールです。
これはガガンボでしょうか。
蚊は産卵期以外は花の蜜を吸っているって知ってました?










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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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スローシャッターで水面で回転する枯葉にチャレンジしたんですが難しい。
これは止まっている瞬間を捉えたもの。











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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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一枚前の写真を撮った後、振り向いて樹の影に見つけたのがこの光景。
長く伸びた苔の上に小さな枯れ葉が乗っています。
緑と黄土色の対比が美しい。










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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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別の葉っぱ。これは表を向いています。












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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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岩の上を浅く流れる小川の水に洗われる紅葉。












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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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サワガニもいました。逃げ足が速いので水の中を追いかけながら撮りました。












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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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枯れ葉が水を切って走る船のようです。












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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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以上昨日の残りでした。

美しい泥とあのかたのおみ足

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Nikon D700 with Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2
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Nikon D700 with Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2
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Nikon D700 with Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2
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Nikon D700 with Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2
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Nikon D700 with Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2
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Nikon D700 with Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2
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Nikon D700 with Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2
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Nikon D700 with Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2
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Nikon D700 with Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2
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アオダイショウ
Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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熊の足跡
Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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Nikon D700 with AF MICRO NIKKOR 2.8/55
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奥村チヨの名曲"恋の奴隷"を歌いながら山道を歩いていたら、いつも満々と水をたたえた池が干上がっていました。
多分先日の大雨の時に堰を開放したんだと思います。
それで辺りを伺いながら降りてみたら池の底に溜まった泥がすごく美しくて夢中で写真を撮りました。
そこでこの足跡を見つけました。
最初イノシシか何かかなと思ってあまり気にもとめずに写真を撮って細野晴臣の名曲ハリケーンドロシーを歌いながら家に帰りました。
家でネットで調べたらまさしく熊の足跡。
ゾッとしました。

アップルマッキントッシュのマックペイントやハイパーカードを作ったビル・アトキンソンさんという人がその後写真家になられて
そのひとのサイトがあるんですが
そのなかにこういう泥の写真があります。
それからその人の写真の先輩でチャールズ・クレイマーという人がいるんですが
その人のサイトにもこういう写真があります。
僕もずっとこういう写真が撮りたかったのでお二人の足元にも及びませんがチャレンジしました。
僕はこのお二人の写真家からかなり大きな影響を受けていると思います。

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