Nikon D800E Ai Nikkor 50mm f/1.2S
登り坂の上あたりに柵らしきものが見える。
実際それは鉄柵なのだが、ピントが合っていないせいかぼやけて見える。
いや、ピントは合っている。と撮影者である私が言う。
しかし鉄柵の輪郭がフレアでぼけてしまっている。
フレアのせいでピントが合っていないように見える。
ニッコール50mmF1.2Sとはそういうレンズだ。
以前の私ならこういうショットは何のためらいもなく捨てていた(私は元来くっきりしたものが好きなのだ)。
しかし最近私はこういう写真を捨てられないでいる。
それはこの写真全体に漂う独特の空気と光のせいだ。
ちょっとバルビゾン派の絵画みたいな。
光と空気の印象はどこから来るのだろう。
「光をフレアとしてとらえる」
と呟いてみる。
この写真いいですね〜凄く好きです^^
返信削除ありがとうございます。あまりいじらずいわばレンズ任せの写真なんですが、撮りたいと思った気持ちがなぜ写真に写り込むのか、そしてそれがほんのわずかな影響しか写真に反映されていないはずなのにそれをみるひとになぜ伝わってしまうのか。僕はあまり神秘主義にとらわれたくはないんですが未だに不思議です。
削除ご無沙汰しております.
返信削除いい絵ですね.想像力を働かせる余地があるからでしょうか.くっきりとした画像よりも何か記憶と結びつけるものがあるようです.
コールドマウンテンという映画のシーンを思い出しました.確か映画では雪でしたが...とど
ありがとうございます。ゆるいレンズでゆるく行こう!というのが最近のマイブームです^^。
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